ぽこみるか通信 ~2匹のしっぽコーギーの日常~

コーギーに似てますね?ってよく言われます。コーギーですけど?

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安楽死という選択。

ぽこは、昨年2017年7月初めに急に脳出血による発作を起こして倒れました。
左半身が全く動かせず、しかもすぐに処置をしないと命にかかわるような、危険なてんかん発作を頻発していました。
痛みでわんわんと吠え続けてもいました。

ぽこは過去にもいくつか大きな病気をしています。
そして首の骨の間隔が異常に狭く、一部はつながって石灰化していることも分かっていました。
なので、発作の原因が脳出血なのか、首の神経によるものなのか、まったく別なものが原因なのか
かかりつけの先生では判断ができないといわれました。
そこで川崎市にある高度医療専門の動物病院へ行ってMRIなどの検査をしてもらい、右脳の出血が原因であることがわかりました。
それもかなり大きな出血だったようです。これで命を落とさずいたことが奇跡だと言われたくらいに。
そしてその際、お腹にできていた良性の腫瘍が悪性になっていることも判明したのでした。

脳出血に関しては手術などによる治療は難しいとのことでした。
理由は出血範囲が広いこと、脳の奥深くで出血していること、そしてぽこが15歳手前(当時)の高齢なことでした。
術中に命を落とすこともあるし、成功しても大きな後遺症を残す可能性も高い。
薬の投与による対処療法をして、ぽこの生活の質を維持することが大切なのではないかと。

脳出血のほうはステロイドと発作を抑える薬、痛み止めの薬を投与することで改善をしてきました。
初めの発作から3週間後には自分で起き上がれるくらいにまで回復しました。
左の後ろ足に軽いマヒの後遺症は残ったものの、自分で起き上がり、ゆっくりではありますが歩くこともできるようになりました。

2017年7月 
(2017年7月)
2017年8月 
(2017年8月)

問題は悪性と分かった腫瘍でした。
切除をしたほうが良いのは間違いないです。
ただ、脳出血で脳神経に大きなダメージを受けているぽこが、手術をするだけの麻酔に耐えられるのか分からないとのことでした。
術中に心停止する可能性も高いし、手術は終えても目を覚まさない可能性も高いと…。
それに腫瘍は取り除けても脳神経のほうは手付かずですので、入院中にてんかん発作が起きらないとも限らない。
3~4週間の入院期間中にてんかん発作が起きてしまうと死んでしまうかもしれないという不安がありました。とくに病院に誰もいなくなる夜間。

ぽこは9歳のときに乳腺腫瘍ができて手術をしたことがあります。
入院中は毎日、お見舞いに行っていたのですが、ケージの中にいるぽこの不安と寂しさでいっぱいの顔は今でも鮮明に覚えています。
再びあのような思いをさせたくない、病院でひとりで死なせるようなことは絶対にしたくない。
その思いで私には腫瘍の切除を決断することができませんでした。

ぽこは15歳。
病気をせず健康に過ごしても、あと数年で犬としての寿命を迎え生涯を終える年齢です。
それまで腫瘍が成長しないで過ごせるのではないかと私は判断したのです。

しかし、腫瘍はみるみる大きくなっていきました。
2018年2月には2回目の脳出血。この出血で再び、ぽこは自力では起き上がることができなくなりました。
そして血液検査では、腫瘍が原因と思われる貧血や肝臓機能の低下がみられるようになりました。
貧血を抑えるためのサプリなどを投与しても改善は見られず…。
2月にはまだ、伏せの状態で笑顔も見せてくれていたぽこですが、3月になると伏せの姿勢を維持できなくなり表情もなくなってきました。

2018年2月 
(2018年2月)
2018年3月 
(2018年3月)

腫瘍から来る痛みなのでしょう。吠えるようにもなりました。
このころは、痛み止めの注射をすると半日ほどは痛みは収まるようでした。
4月上旬には、ごはんやお水も取れなくなりました。
そして痛み止めの効果が長く持たなくなり、注射をしても1~2時間ほどで吠えてしまう状態に。

腫瘍の手術をしないと決断したとき私は、
もし、ぽこの犬としての寿命の到来よりも腫瘍の進行のほうが早く、
食欲がなくなりかつ、痛み止めの注射をしても吠え続けるような状態になったときには、
そのときは、ぽこを苦しみから解放して楽にしてあげようと思っていました。
私は、安楽死を選択しようと思っていたのです。

2018年4月 
(2018年4月)

そう。その状態がとうとう来てしまったのです。
私がぽこを楽にさせてあげることを決断するときが来たのです。
病院にも、そういう状態になったときは安楽死の処置をお願いするかもしれませんと伝えていました。
それが、ぽこにとっては良いのではないかと思っていたからです。

でも、できませんでした。
CRP炎症マーカーと呼ばれる数値が22を超え、ぽこの体はもう限界なのに…。
薬の効いてる時間以外は苦しんで吠えているような状態なのに…。
でも、できなかった。
病院へ薬をもらいに行って帰宅して、ぽこ帰ったよ!と声をかけると、もう苦しみと痛みで意識がもうろうとしているはずのぽこが、私が帰ってきたことを喜んで呼吸を早くしてくれるのです。
すこし顔をにこっとさせて喜んでくれるのです。
だっこしてと、ほとんど動かせない足を、少し私のほうへ動かしてくれるのです。
こんなに苦しくても、私といることを喜んでくれる、私がそばにいることをぽこは必要としてくれている。
そんなぽこの命を、私に奪う権利があるのか。

頭では、苦しませ続けることが、ぽこのためにならないとは理解していました。
でも、喜んでくれるぽこの命を奪うこともできなかった。
結局、私は最後の最後までぽこを苦しませ続けてしまった。
どちらの選択が正しかったのか。
今でもわかりません。

死の直前、大声でぽこ!ぽこ! 愛してるよ、ありがとう!と叫び続けました。
息を引き取るとき、にこっと笑顔を見せて旅立っていきました。
食欲のなくなった日に、先生からもってあと2~3日と言われてから12日後のことでした。
それだけ、ぽこは最後までがんばってくれたのです。
そしてそれだけ、私はぽこに苦しみを与え続けたのです。
あのときのにこっとした表情は笑顔なのか、それとも何かを吐き出そうとして口が動いただけなのか…。
笑顔であったと信じたいです。

いまは後悔ばかりが毎日、私を襲ってきます。
なぜ、もっと早くに腫瘍の検査をしなかったのか。
なぜ、脳出血の症状が改善した時に手術に踏み切らなかったのか。
なぜ、最後まで苦しみを与え続けてしまったのか。

安楽死。
私にはできなかった。
ぽこ、苦しかったね。痛かったね。
ごめん
こんなパパで。

ぽこが亡くなってから2週間たった今でも、ぽこを思い出すたび涙があふれてきます。
ぽことの思い出を笑顔で話せるときは来るのでしょうか。

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COMMENT

お久しぶりです。
アメブロからお引っ越しされてからも
時々覗かせていただいていました。
最近は更新がなかったのでどうしたのかと思っていましたが
大変だったのですね。

パパさん苦しんでいますね。
もしわたしがパパの立場だったら
やはり安楽死の選択はしなかったと思います。
実はるーままもるーさんを2年前になくしました。
難病を発症し、何をやっても薬が有効的に効いてくれなくて
毎日毎日病院通いでるーさんに痛い思いをさせて
それでもるーさんは良くなるから頑張ってと思っていました。
もしるーままがぽこちゃんのママだったら
やっぱり絶対に良くなるって信じて
ひたすら治療していたはずです。
パパが頑張ってくれていたから
ぽこちゃんも一生懸命に生きようと頑張ったのだと思います。


| ☆るーまま☆さん | 2018/05/08 23:06 | URL | >> EDIT

るーままもるーさんが旅立った後は、治療の選択のことで自分を責めました。
こうした方が良かったんじゃないか、
ああしていた方が長生きできていたんじゃないかと
半狂乱になって泣きわめいていました。
後悔しました。
でも、どの治療を選択していたとしても
結局は後悔していたと思います。
ただこれだけはよかったと思うのは最期を一緒に過ごせたこと。
パパと同じ思いで、病院で一人で旅立たせたくなかった。
たとえそのせいで命が少し早く消えてしまうことになってしまったとしても
絶対に旅立つときは抱きしめて旅立たせてあげたい。
だから、パパに愛してると言ってもらって旅立ったぽこちゃんは
とっても幸せだったと思います。
どんな治療をしたとしても
パパがぽこちゃんのためにぽこちゃんのことを考えて
選んだ治療なんだから
ぽこちゃんは治療のことなんかより
パパが自分のことをいっぱい愛してくれたってことが
一番嬉しかったはずです。
身体は苦しかったかもしれないけれど
パパのお家の子でよかったなって思いながら旅立ったと思います。


| ☆るーまま☆さん | 2018/05/08 23:08 | URL | >> EDIT

るーままもそうだったから偉そうには言えませんが
パパが治療の選択を後悔することは
ぽこちゃんがかわいそうなんじゃないかな。
パパのしてくれたことが1番ってぽこちゃんは思ってるんだもん。
そうは言っても、るーままも
今でも思い出すと身体が震えて痛いんです・・・。
心の奥でやっぱり自分を責めちゃってるんだ。
るーさんに見られないように、部屋の片隅で落ち込んでしまっています。

| ☆るーまま☆さん | 2018/05/08 23:09 | URL | >> EDIT

パパさん、頑張ろう。
るーままも頑張る。
みるかちゃんもいるし、パパが元気でいてくれないと
みるかちゃんも心配しちゃう。

パパがぽこちゃんとみるかちゃんをとっても愛してるって
ものすごく感じれて、とてもほんわりしました。
当たり前なんですけどね。

長文、乱文、失礼文、生意気文、失礼いたしました。

| ☆るーまま☆さん | 2018/05/08 23:10 | URL | >> EDIT

☆るーまま☆さんへ

コメントありがとう
るーちゃんも旅立っていたんですね。いまごろ、ぽこの相手をしてくれているかもですね。
ぽこは私がいたら大人しくみんなと遊ぶことができるけど、ちょっと目を離すとわんわん吠えて
ケンカをしてしまう子なので仲良くできているか心配ですけど。
ぽこが私の子になって幸せだったと思ってくれているなら嬉しいです。
だからこそ、自分の取った選択がぽこにとって幸せだと思えることだったのかと考えてしまいますね。
るーままさん、温かい応援ありがとうございます。
ぽこや犬のことで話のできる人が周りにいないので、少しでも気持ちが紛らせられればと思って休止状態だったブログに気持ちを書いてみました。
るーままさんの体験談をお聞きして少し楽になったような気がします。
ミルカに影響があってもいけないですもんね。
ありがとうございました

| ぽこちゃんパパさん | 2018/05/09 14:18 | URL | >> EDIT












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