いやぁ・・・ テレビを見ていると連日、事故米で話が持ちきりです。
法律で成分表示などが厳しく規制されていると言っても、「そんなの関係ねぇ」とばかりに
嘘を言われたら消費者としては騙される他ないわけで・・・
(成分分析機が一家に一台くらい普及すれば別でしょうが)
牛肉だって、固体識別番号をパッケージに表示したところで、目の前に並んでいる肉が、
ほんとにその番号の肉かどうかなんて判断できないですもんね。
人用の食品だって安全性はどこへやら、利益優先で嘘は当たり前の世界になっているのに、
ペットフードってどうなんでしょう???
ひとは古いものを口にすれば大騒ぎもできるけど、ペットは「ちょっと古いかも」なんて
言ってくれないので分かりませんよね。
(世の中には、マグロを食べると「まぐろ、うまいなぁ、うまいなぁ・・・」としゃべる猫もいるそうだけど)
ところで、今年の梅雨シーズン、みんながガソリンの値上げニュースばかりを見ているとき、
こんな法律ができていたのご存知ですか?
「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律 」ペットフードでの不正と言えば、最近では、サンライズが ゴン太のほねっこを始め、
各種ドッグフードやおやつ類で数々の不当表示などをしていたことは記憶に新しいです。
利用していないものを成分表示に記載していたり、その反対があったり、総合栄養食品で
ないものを総合栄養食品と表示したり・・・。
新しい法律は、これまで業界団体の自主規制だったものを法で義務化するとともに、有害物質の
使用を禁止し、必要に応じて立入り検査や業務の停止命令をも下せるようにするというもの。
果たしてこれで安全性は確保できるのでしょうか?
今回の事故米事件を見ている限り、まったく有効性があるとは思えないですね・・・。
表示が正しくても、使われている原材料が悪ければ意味ないもん。
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